技術書典に行ってきました!
友人から教えてもらって初めて参加しました。今回で4回目の開催です。
どういうイベントなのか
- 出版社が本来の値段より安く技術書を売っている。
- 自社のシステムのことを本にしている。(企業の宣伝も兼ねているのかな。)
- 個人が自分の好きな分野、得意な分野で本を書いて出版している。
その場で立ち読みさせてもらって内容を確認することができる。もちろん、購入も可能。
激混みでした
写真は、関係ないけど秋葉原の歩行者天国。場所は、秋葉原UDX!
11:00開始で私は13:00に到着したのだが、会場が激混み。
整理券が渡され番号を見ると、4000番。。。舐めてました。すごい盛り上がりです。
(結果的に6000人近く来場したらしい。すげぇー)
なので、行って見ると多くのブースで売り切れになっていて欲しいと思った本が買えなかった。
PDFで電子版は、まだ売ってたんですが、せっかくなので紙の本が欲しかった。
ひと昔前まで本は、個人が本を出版するのは難しかった
本を出すことができるのは、出版社に認められた一部の人間に許された特権だと思っていた!
www.gentosha-mc.com
これまで出版するには印刷・製本とPR、販売が個人とってハードルが高かったように感じる。
印刷業は基本的に大量に刷らないと、コストが高くついてしまう。
もちろん、大ヒットすれば別だがリスクが高い。
また、PRはテレビCMを個人が打てるわけもないし、書店に置いて販売してもらうこともできない。
だが、このモデルは今変わってきている。
印刷は個人でも安くお願いできるところが増えているし、テレビCMなどのマスメディアに頼らなくてもSNSなど個人が影響力を持つ時代になっている。
販売も書店にこだわらず、電子書籍でAmazonに出版することもできるし、noteみたいなサービスもある。
出版社の価値
誰でも同じ価値を出せるような印刷・製本、PR、販売といったところはどんどん駆逐されている。
やはり重要なのは、企画や編集といったいかに売れるものをつくるかというところにある。
ホリエモンがよく幻冬社の箕輪厚介さんを出すけど、そういった人たちにどんどん仕事が集まっていく。
価格競争の自由化
これまで本は、ビジネス書だと¥1,000〜¥1,500、技術書だと¥3,000ぐらいが相場としてあって
多くの本がそれに準拠していた気がする。
販売が個人で自由にできると完全にこの制約はなくなる。¥1,000,000で販売する人もいれば、¥0で販売する人もいる。
個人が売りたいと思った値段で売れる。値下げも自由。
マーケティングで4Pという概念があるが、出版業界はPriceにおける戦略の余地が狭かった。
出版業界のマーケティングがもっと進化していくはず。
紙の本の価値
紙は、電子より価値がある!
電子版だと、いくらでもコピーが可能なのでなんかいつでも手に入る感があって希少性がない。
だけど、売り切れている紙の本を見た時、「次回、開催される時には早く来てやろう」と思うくらい私にとって紙に価値があった。
ただ、今後はブロックチェーンの技術によって電子版にも希少性というものがつけられるし、作れる
ブロックチェーンは、仮想通貨を本物か偽物か判断することができる。
だからこそ、安心して仮想通貨を買ったり、売ったり送ったりできる。
今流行りのブロックチェーンの技術を応用すれば、電子版にも 一意生 がつけられる。
例えば、オリジナル(原本)が特定できるし、限定100冊みたいなこともできるはず。
紙の本は読み捨てされるようになる??
あと、データだけあってコピーするみたいに製本化するようなサービスも今後出てくるかもしれない。
読みたい時だけ、製本化して読み終わったらリサイクルボックスに戻すみたいな。
私としては、スマホやPC上より本になっている方が読みやすいから、紙の本が淘汰されても、こういうサービスあるといいな。