AI(人工知能)とビジネス 23歳、家を買う

23歳でマンションを買った人の話。

ビジネスモデル × AI(人工知能)| 決算サマリー

AI(人工知能)とビジネスモデル

AI(人工知能)ってよく聞くけど、

どんな風にビジネスに生かされているのかわかりづらいですよね。

ビジネスモデルにAI(人工知能)がどのように関わっているのか図解します!

今回は、決算サマリーです!

サービス概要

決算サマリー

pr.nikkei.com

決算サマリーとは、日本経済新聞社の決算記事を自動作成するサービスです。

こんな感じの記事ですね。

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新聞業界と聞くと「古そうだな」と感じるかもしれませんが、

日経新聞はかなりITが進んでいます。

日経電子版もそうですが、AIへの取り組みなど斜陽産業である、

新聞でいかに稼ぐか、いかにコストを減らすかを考えられています。

図解

ビジネスとマネタイズとAI

日経新聞 決算 記事 自動作成
日経新聞 決算 記事 自動作成

新聞社は、新聞紙やネットを購読してもらうことで稼いでいます。

購読してもらう内容というのは記事になります。

日経新聞は、その名の通り経済新聞なので、決算情報は欠かせないコンテンツの一つです。

しかし、決算は四半期ごとにあり、企業の数分あります。

なので、一つ一つ手で書いていたら膨大な量となってしまいます。

そこを今回自動化したのが決算サマリーです。

決算サマリー自体でお金を稼いでいるわけではないようですが、

かなりのコストカットに寄与していそうです。

コストの話しの前に、新聞ができるまで流れをおさらいしますと

新聞の記事ができるまでの流れは、

  1. 記者が取材

  2. 記者が記事を起こす

  3. 編集がチェック

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というのが流れになります。一つの記事ができるまでかなり時間がかかっています。

実は、年収がかなり高い新聞社

1,000万円以上もらってますね。

こういう人たちが書いている記事を自動化したら、どれだけコスト削減になるか。

toyokeizai.net

決算サマリーに記載されている上場企業3,600社の記事を書くとしたら、

3,600 × 30分/1記事

= 1,800時間(1日8時間労働で考えると225日)

一人分、丸々浮きますね。。。

AIとしては、過去の決算短信から決算短信に関係するワードの抽出

記事にしたい内容の解析をして、抽出ワードとあてて文章を作っているようです。

まとめ

AI研究の実績のある松尾先生と組んでいるので、今後もいろんなソリューションに期待ですね。

新聞業界自体古い業界なので、技術で解決すべき課題というのはたくさんあると思います。

新聞は、世界から見ても日本が強い業界なので、

日本の新聞から新しい技術が発信されたら嬉しいですねー

※想像で書いている部分もありますので、間違いがあれば指摘をお願いいたします。